人物紹介 朝倉千恵子

小学校の児童たち
もともとは小学校の教員でした。
その時、「落ちこぼれを絶対に作らない」という、
明確なテーマが私の中にはありました。

テストは100点満点取るまでやる。
のみこみが早い・遅いだけで、
「この子はダメな子」と言われるのは違うのではないか。

暗記が苦手でも運動神経が発達している子、
歌の上手い子、絵の上手な子がいる。
みんなそれぞれ魅力も違うから、暗記力だけで「優秀」と言われるのは違います。

100点満点取るまでやる、「達成感」を子供たちに伝えたい。
これが私の究極の教育に対するこだわりでした。

社会人教育に携わりたい・講師になりたいと思って、
社会人教育研究所に面接に行くと、面接の担当者から営業を勧められました。
受けた10社中、他の9社は面接もしてくれなくて、
「この営業の仕事を断ったら、次はない」と考え、やることを決断しました。

教育の営業をやるようになった結果、研修を通して社員がどんどん変化していく様子を目の当たりにして、
「人の可能性は無限大だな」と感じました。

自分自身が営業担当として人材教育の重要性を謳ったり、
講師が登壇する姿、変化する受講生の後ろ姿を見たりしながら、
「教育には終わりがない。人間は教育を通して磨かれ進化して、どんどん素敵に輝いていくんだ」
ということに気が付きました。

やっぱり教育の分野に携わりたいと思い至り、2003年に女性限定の営業塾を立ち上げようと決めたことが、
教育1本で仕事をするきっかけになりました。

お金を追いかけた時期もありましたが、営業と教育は自分にとっての天職だと思っています。
女性の自立支援
起業したきっかけは、女性の自立支援でした。

株式会社新規開拓を設立する前の『有限会社朝倉千恵子事務所』時代に、
女性限定の営業塾「トップセールスレディ育成塾」を立ち上げました。

何を売っても売れる女性集団を育成したい、
女性が自立して生きることの重要性をもっと声高々に謳っていきたい。
そう思っていたのです。

今のように女性活躍推進が叫ばれる時代ではありませんでしたから、
女性限定の塾なんて当時は珍しいものでした。
それから1年経つと、女性限定の塾だけでは、従業員を抱えて売り上げ・業績を上げていくのは経済的に無理が出てきました。
そこで法人企業を対象にした研修もやっていこうと考え、自分営業・自分講師という形で株式会社新規開拓を設立しました。

私は営業未経験で、35歳で初めて営業という仕事に就いたのですが、1年目から新規開拓事業でトップを取っていました。

先輩も後輩も関係なく、平等なフィールドで戦えるのが「新規お客様開拓」です。
これは未経験であってもチャレンジできる仕事。

私自身が1年目から新規開拓事業でトップを取れたからこそ、わかりやすい社名《株式会社新規開拓》と名付けました。
お辞儀をする女性
私が普段、ものすごく重要視しているのは、
「礼儀礼節を重んじた姿勢態度を忘れず、誰に対しても同じ態度で接する」こと。

人を見て態度をコロコロ変えるのが、私は生き様として嫌。
これが、私の人間観です。

ある時、父が教えてくれました。

「驕りたかぶるのはあかんで。
今日お前があるのは支えてくれている人のおかげや。
社員さん大事にせえや。社員の家族を大事にするんやで。
感謝心を無くせばすべてを失う。謙虚にして驕らず」

父の教えではあるのですが、
私の生きる信条として、非常に意識している部分です。
セミナー会場
今日も600人を対象にした講演会でした。

最初は背もたれに身体を預け、腕組み、足組みしている人もいました。
99%が男性でしたが、90分間の講演会が終わった後、
今までの講演の中で泣いている人がいちばん多かったです。
最後は腰までピシっと立てて、私の方向を向いてくださっていました。

わずか90分でこんなに変化するというのは、
私が人柄・人間性を変えているわけではありません。
具体的に伝えれば誰でもできる、ということと、
「ありがとう」をちゃんとレクチャーすれば見違えるように変化する、ということ。

人柄、人間性、性格を変えるのは難しいかもしれませんが、表現方法を変えるだけでも人に与える印象力は変わります。

学んだことを実践して行動に移す。
誰もができる当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやる。

こういう人のことを、「できる人」と言うのです。

ABCD法則を忘れないで、挑んでもらいたいと思います。

※ABCD法則…「A→当たり前のことを B→バカにしないで C→ちゃんとやる D→これが出来る人」
  http://ameblo.jp/shinkikaitaku-asakura/entry-11564930812.html より
「営業と教育に革命を」というのが、ずっと自分の頭の中にありました。
未経験で営業の仕事に就いたにも関わらず、1年で新規開拓部門でトップを取れて、
3年でトップセールスになれたことによって、私は女性で初めて営業本を書くことができました。

女性の顔写真入りの(営業)本が書店に並ぶようになったのは、それ以後のことです。

私は、働く女性の応援団長になりたいと思って起業しましたから、
女性の社会的地位の向上、自立支援、女性がもっともっと自分を発揮することに寄与・貢献ができたと思うと、とても嬉しい。
アジアの子供たち
これから先も、
《女性活躍に関するこだわり》、
《日本の教育の素晴らしさ》
をアジア、世界に広めていきたい。

幼児教育から介護までトータルで、
「教育を通して、日本、世界を良くしていきたい」
というブレない信念があります。

人は変われる動物です。
何かのきっかけで人がどんどん変化していく姿を、いろいろな受講生を見ながら感じます。

出会いによって人生の質は変わります。
どんな出会いがあるかで、その人の未来も変わります。

そういう意味で、“よきエネルギー”をいっぱい与えられる存在になりたい、と思います。

新規開拓の企業理念は、
「縁ある全ての人に愛と勇気を与え、共に成長・成功することを使命とする。
人材教育を通して、組織と個人の夢の実現と経済・社会の発展に寄与する」
こと。

これは私の人生の目的と一緒。

私の人生の目的は、
「縁ある全ての人に愛と勇気を与え、共に成長・成功する」
こと。

これも譲れない、《大切にしている私自身の明確なこだわり》なのです。