OJT指導者・OJTリーダーにも研修を!②

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OJTの指導者・リーダーの教育方法とポイント

では、OJTの指導者・OJTリーダーをより優れた教育者へと育てていく際、教育方法で注意すべき点は
どのようなものでしょうか。以下からポイントをみていきましょう。

会社全体の方針と足並みを揃える

OJTの指導者・OJTリーダーに求められるスキルは多岐にわたりますが、特に重視すべきスキルがどれになるかは、
会社によって異なります。したがって、特定の部門や現場の意向だけではなく、会社全体の方向性を踏まえて決定
する必要があります。

具体的な準備としては、まず会社の長期的な方向性をもとに、将来新人に対して何を期待するかを明確にし、
OJTで取り組むべき内容をプランニングしましょう。こうしたステップを経たうえで指導者・リーダー層に必要な
教育内容も決めていくのが良いといえます。

ケーススタディを積極的に活用する

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OJTの指導者・OJTリーダーになる立場の人材は、それまでに豊富な業務経験を積んでいる場合が多いでしょう。
そのため、いままで本人が仕事で苦労したことや、人間関係で悩んだこと、実際に自社で起きた問題なども積極的に
題材として取り入れ、活用していくのも有効です。

その際は、説明の仕方が適切かどうかを第三者にチェックしてもらい、フィードバックをもらえば、OJTの指導者
としてのスキル向上につながるでしょう。こうした方法を取り入れるメリットは、机上の空論にとどまることなく、
本人にとってより実践的な気づきを与えやすいことにあります。
OJTという育成手法をおこなうには、新人に業務を教える指導者側にも相応の教育が必要です。
OJTの実施においては、現場レベルではなく会社全体で教育の方針と足並みを揃えることが大切となります。

また、指導者側にとって必要なスキルを判断し、吸収してもらうことも必要といえるでしょう。
新人が現場に来る機会を活用し、「教える力」を組織的に向上させることに取り組んでみてはいかがでしょうか。