ゆとり/さとり/ミレニアル世代と職場のギャップ(飲み会編①)

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忘年会・新年会スルーから見える世代間のギャップとは?

職場の恒例行事として昭和の時代から多くの企業で行われてきた忘年会や新年会ですが、
時代の移り変わりとともに参加しない若者が増えてきているようです。

会社の福利厚生の一環である忘新年会ですが、これらを「スルー」してしまう所謂「忘年会・新年会スルー」
と呼ばれる現象ですが、なぜこのような考え方が広まってきたのか背景を見ていきましょう。

そもそも忘年会・新年会スルーって?

2019年にTwitterを中心に話題になった「忘年会・新年会スルー」とは、文字通り忘新年会に
参加しないことを指しています。

テレビなどでも紹介されましたが放映回数は少なく、TwitterやSNSを利用しない人も多い40~50代は
この現象を知らなくても不思議ではありません。

「スルー」という言葉から、無断で参加しないと思われがちですが、基本的には何かしらの理由をつけて
不参加というケースが一般的でしょう。
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自分の時間とお金を大事にしたい若手社員が増加傾向

忘新年会が行われるのは勤務時間後の飲食店で数千円の参加費を支払うのが一般的です。
昭和時代を駆け抜けてきた世代にとっては当たり前の話で、何ら問題ない仕組みのように思えます。

ところが、価値観が多様化した現代では「勤務時間外に参加費を支払ってまで参加したくない」
「飲みたい人だけが参加すればいい」と考える若者が一定数いるようです。

時代の移り変わりとともに、仕事とプライベートは区別したいと考える人が多くなったうえに、趣味嗜好や価値観も
多様化する時代になりました。そのようななかで、気を遣う場面が多い職場の飲み会の場には参加せず、自身のために
時間やお金を使いたいと考える若手社員が増えてきているのは当然の流れなのかもしれません。

飲みニケーションはもう終わった?

お酒の席でコミュニケーションを図ることを意味する、いわゆる飲みニケーションですが、若者世代はどのように感じて
いるのでしょうか。2人に1人は職場の飲み会に参加したくないというアンケート結果もあるほど、飲みにケーションは
時代にそぐわないという意見も多くなっています。

若手社員の声

参加を否定的に捉える若手社員からは「酒を強要される」「強制参加でお金を払ってまで説教を聞きたくない」
「気を遣う」などの声が多くあがっているようです。一方で「人間関係が深まる」「普段はできない本音の話ができる」
など、飲みニケーションを肯定的に捉える若者世代も見られます。

ただし、飲み会に参加したくないと思う社員を無理に誘うのは、一歩間違うとパワハラ扱いになる
場合もあるので十分な配慮が必要です。