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【メルマガ】ジムのカリスマトレーナーは“筋力”+“質問力”があった

ジムのカリスマトレーナーは“筋力”+“質問力”があった

ここ数年「筋トレブーム」到来したかと思うと・・・

コロナ禍でジムにも行けず・・・

筋力ダウンを実感して「宅トレ」で

筋トレを継続しているという方も多いと聞きます。

 

私自身も実は過去に2回、

パーソナルトレーニングに申し込んで

トレーニングをした経験があります。

 

今日は、実際に私が出会った

「“質問力で相手を惹きつける”カリスマトレーナー」の話を例に、

「質問はただ投げかけるだけではダメ!

質問の『質』=『上司・先輩の質』!」をお届けします!

新入社員の教育係を任されている・・・

という方の参考に少しでもなれば嬉しく思います!

では参りましょう!

過去の経験を引き出す効果的な質問とは?

「質問」をすること自体は難しいことではないと思います。

ただし忘れてはならないこと、それは

「質問」には「種類」があるということです。

本日は、コーチング(※)の中の「質問のスキル」の一部について

皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

※コーチング最大の特徴は、

「アドバイスではなく、適切な質問を使い、

企業やチーム・個人が、最大のパフォーマンスを発揮できるようにする」

ことです。

「必要な答えやリソースは、クライアントが持っている」

という考え方がベースにあります。

 

冒頭、筋トレの話をしましたが、

実は、私は過去に2人のトレーナーについた経験があります。

最初のトレーナーは、

「やってお見せするので、よく見ていてくださいね」と、

トレーニングの見本を見せてくれるトレーナー。

ただ、私としては「よく見ていて」とは、どこをどう見ていいのか、

色々と一度に見て覚えることは容易ではありませんでした。

そしてやってみるも見本とはちょっと違ってしまい・・・

「さっき、ちゃんと見てました?」

と、トレーナーに質問される始末。

 

そしてその次についたトレーナーは、

「今からやって見せます。見ていてくださいね。

○○筋と△△筋を鍛えていきます。

この部位の筋肉の動きをよく見ていてくださいね」

と言って、見本を見せてくれます。

そして見本を見せたあとに

「何か気付いたことはありますか?」と質問してくるのです。

そう!相手に考えさせるのです。

 

・どこを集中して見るべきなのか、

具体的に「何を」を先に伝えてくれる。

・自分の目で見て(経験)、何を感じた、

気付いたかを“短い質問”により引き出してくれる。

 

そして2回目の見本は、「いい例」と「悪い例」を見せてくれます。

そして再度

「どこがどう違った?」と質問してきます。

そこで、感じたことを答えると

「えっ?!そんなこと思ったの?それはないよね。」

なんて否定することは絶対にしません。

「そういう考え方もあるよね」

と一旦受け止めてくれるのです。

否定されると、次から答えることに恐怖心が芽生えますが、

どんな答えでも一旦受け止めてくれることで、

自分の中で色々と考えて発言することができるのです。

 

「そういう方法もあるよね」

「なるほどね、それもいいアイデアだね」

「もっと効果的にトレーニングする方法としては、

AとBどっちが効果的だと思う?」

と正しい方向へ導いているのです。

過去質問と未来質問の違いとは?

まさにトレーニングの達人だけではなく、

コミュニケーションの達人でもある、そんな印象です。

しかも質問が「短く端的」であり、

答えを受け止めるときも「簡潔にテンポよく」なんです。

だからダラダラ会話している気にならないんです。

 

先ほど、質問には「種類」があるとお伝えしましたが、

その「種類」の中から、

・ついついやってしまいがちな「過去質問」

・どうすれば上手くいくかを考えるきっかけを与え、

部下の向上心を育て、失敗を次回にどう生かすか、

成功へのステップ「未来質問」

について触れてみます。

 

例:「何で君は目標を達成できなかったんだ?」

上司、先輩としては部下を責めるつもりなく、

原因を振り返りたいのですが、

部下の心の中はまるで「詰問」。

上手くいかなかった理由は誰にあるか?

犯人探しをしてしまい、自分が犯人ではないと

伝えるために、他人のせいにしたり、

環境のせいにしたり、いわゆる「言い訳」が

始まってしまいます。

これが「過去質問」です。

 

これを「どうすれば目標達成できるだろうか?」

と、質問することで原因を客観的に見ることも可能では

ないでしょうか。

これが「未来質問」です。

 

※ただし、上司と部下が起こったことを共通認識する目的に

おいて、過去質問も必要なときもありますが、

ポイントは、部下が「答えたくない」という心理にならないように

することです。

 

「質問」することによって、

過去に起きたことの捉え方、

未来に向けての行動の在り方、

部下の可能性と能力を引き出す、

「質問の“質”」高めたいものですね。       以上