
今回の研修について
鹿児島県のトヨタカローラ鹿児島株式会社様にて、
入社1年目~3年目の若手社員向け「ビジネス寺子屋塾」を実施いたしました。
事前に伺っていた課題は以下の3点です。
①新人から若手社員の早期戦力化
②若手社員の定着
③複合型のメンバー編成(複数の年次を同じクラスで実施すること)
もともと幹部社員の方への研修、次期リーダーの育成は他の外部機関で実施されているとお聞きしていました。
一方、若手社員、特に女性社員の積極的な登用と定着についてはこれからの課題となるとお聞きしました。
また女性社員については、ちょうど有期雇用から無期雇用に転換するタイミングを迎える社員の方の戦力化を見据え、
いろいろ検討中とのことでした。
そこで、女性社員を戦力化する方向でご提案を行っていましたが、
最終的には女性、男性関係なく若手社員をしっかり育て、
早期戦力化していこうという流れで今回の研修をご導入いただきました。
(派遣責任者様より)
「お客様に選ばれ、愛される、スタッフであり店舗になって欲しい」
「価格ではなく、自分を売る。それが会社の成長にも繋がる。
5年後、10年後のトヨタカローラ鹿児島は、皆さんが創るのです」

プログラム
今回の「ビジネス寺子屋塾」は、1年次の新入社員から3年目までの若手社員が、
「3年で1人前」のビジネスパーソンになるための基礎を学び、習得し、
お互いに磨き合うという複合型の講義形式というのが特長です。
若手であっても、プロフェッショナルとは何かを常に意識し、
「わかる」を「できる」にコンセプトチェンジすることが大きな目的です。
【実施内容】
・ビジネスマナー
・実技訓練
・名刺の渡し方
・電話応対
・仕事の3要素を知る
・魅力的な“PR”を考える
-自己PR、自社PR
-お客様から見た、当社の美点~お客様はなぜ、私たちの会社から購入して下さるのかベスト3を抽出
-魅力的なPRに整える
・魅力的に伝えるポイントとトレーニング
・聴く力を磨く
・傾聴はなぜ必要なのか?
-体感で学ぶ
-「聴く」のグループトレーニング
-伝える力を磨く
・ロジカルコミュニケーションの具体的な技術
・自分の伝え方のクセを見つめる
・自社PRで、トレーニング
・自分の強みを見出す
-強みとは
-強み発見のための、美点凝視ワークショップ
など

担当営業からのメッセージ
有期雇用の女性スタッフ(事務職)を販売職に職種転換する際には会社側もご本人たちもとても不安がおありでした。
実際に行ってみると驚くほどすんなりと業務をこなしてくださっている姿に感銘を受けております。
また、1年次から参加されている受講生は、後輩ができた途端に顔つきが凛々しくなりました。
後輩と言えども、健全なライバル意識を持ち互いに切磋琢磨される姿勢が眩しいです。
派遣責任者様からも
・最初は不安定に思えたスタッフの表情が明るくなった
・仕事にやりがいを感じてくれていることがわかる
・実績が伴っているスタッフがいて頼もしい
といったお声をいただいております。
トヨタカローラ鹿児島株式会社様は現在の中村社長に代わられ、
社員教育にますます力を入れられているとお聞きしています。
本部の方々の研修サポート、企画運営からご準備に至るご尽力にはいつも本当に感謝しています。
文字通り非常に教育熱心な企業様だと思います。
実施研修 | ビジネス寺子屋塾1期2年目プログラム |
開催回数 | 年間プログラムにて |
開催地 | 鹿児島県 |
参加者 | 入社1年目~3年目社員(営業職、サービス研修フロント) |