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オンライン時代 研修会社とのミスマッチを避ける方法とは

2021.11.16

インターネットを活用した「オンライン研修」。当社でも、コロナ禍を機に多くの企業様に新入社員研修を含む、さまざまな研修をオンライン研修でご導入いただいております。以前の「集合型研修」「対面型研修」(会場に受講生が集まり実施する研修)と比較すると、オンライン研修は、「時間と場所の制約が少なく、交通費と宿泊費が削減できる」というメリットがあることは、すでに皆さまもご存知かと思います。もちろんメリットに相反して、デメリットとなる点もいくつかあります。

ぜひ、こちらをご参照ください。(オンライン研修を行う時に知っておきたいツボ

研修に対する疑問・不安を項目ごとに洗い出せていますか

「オンライン研修」を初めて試みる、いつもとは違う研修会社を検討するとなると色々と疑問、不安に思うこともあるのではないでしょうか。

私どもの会社以外にも数多くの研修会社様がオンライン研修を提供しています。研修実施後に「あの研修会社はうちの会社にはミスマッチだった」とならないためにも、研修会社を決める際には、事前に研修に対する疑問や不安なことを項目ごとに洗い出しておくことをおすすめします。

例)新入社員研修を「オンライン研修」で検討している

受講生について

⑴理解度はどのようにチェックするのか?

⑵対面型研修よりも参加意識が低く、モチベーションが高まらないのではないか?

⑶どうやって主体的な参加を促すのか?

⑷新入社員同士のコミュニケーションが希薄になるのではないか?

⑸人数制限は?

研修プログラムについて

⑴ロールプレイが中心の内容だと、オンラインでどうやって進めるのか?

⑵新入社員研修のフォローアップ体制はあるのか?

⑶今の時代に合った研修内容か?

⑷予算内でどこまでカスタマイズしてくれるのか?

⑸自社の方針に合った内容か?

担当講師について

⑴研修担当講師と研修プログラムについて事前に打ち合わせできるのか?

⑵担当講師の経歴、業界の経験の有無、講師指名が可能かどうか

研修会社について

⑴無料デモンストレーションやセミナーなどでその研修会社が大切にしていることや、特徴を知る機会があるか?

⑵自社の目的に合った新入社員研修を実施してくれるのか?

などが一般的です。

研修会社の担当者が、自社が不安に感じていることを真剣に吸い上げてくれるか

研修会社を選ぶにあたり、自社と講師のパイプ役になる担当者への信頼も研修を成功させる1つの大きな要素だと言えます。研修が1つのイベントという位置づけになり「研修すること」が目的になっていては、その場限りの研修となる可能性が高くなってしまいます。研修の本来の目的は「研修によって成果を出し、育成をすること」だと考えます。そのためには、研修担当者が外部者としてだけではなく自社の教育担当者の立場として、真剣かつ親身に問題解決に取り組んでくれるかが重要です。

研修担当者のチェックポイント

⑴お客様の会社のこと、同業他社について事前に学習してきているか

⑵要望や質問に対して、真摯な対応、スピーディーな対応をしているか

⑶研修当日に向けて、研修がスムーズに実施できるよう段取りのサポートをしているか

⑷その研修会社の強み、研修成果や成功事例が具体的に説明できるか

⑸研修を一発打って終わりにせずに、その後のフォロー体制までアドバイスできるか

外部の研修会社を使うということは、予算と時間がかかります。限られた研修時間の中で、受講生たちが何を学び、学びをどう成果につなげるのか。研修会社を選ぶことは難しいですが、効果的な人財育成の道を共に歩んでくれる、納得のいく研修会社を選んでいただきたいです。

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