こんにちは!株式会社新規開拓のスタッフです。
本日は、様々な研修を担当する中で気づいた(発見した)ことをご紹介します。
一つめは、「だいたい病」です。あまり、、、聞き慣れない病名ですが、その真髄を知れば、きっと納得いただけるはずです!ある方から教えていただいた話です。
評価の低い人と高い人の差は紙一重。結果から見ると、両者の間には天と地ほどの隔たりがあるが、もともとはそんなに差がなかったと思われる。
その「紙一重の差」はどこにあるのか?!
それはスキルの差ではなく、心の持ち様という量りがたい差。
評価の低い人は往々にして、完成までに90%を超えるまでに近づきながら「だいたいできたから、これでいい」という“だいたい病”のクセが出る人か、「もうだめだ」と“敵前逃亡癖”のクセが出る人である。
本来、仕事というのは最後の10%弱が一番手を抜けないところ。
ここをやりきらない限り評価は低いまま。
“だいたい病”も“敵前逃亡病”も、仕事のほうから「もう止めてもいい」「もう止めなさい」と言われたわけではなく、自分の心が決めたことなのだ。
いかがでしょうか?耳の痛い話・・・だと感じた皆さん、「だいたい病」を克服するために必要な薬は、「やり切る」ですね。「敵前逃亡病」の治療薬については、是非とも考えてみてくださいね。
そして、もう一つご紹介します。それは、「のほう病」です。
これは、傾向としてですが、特に若手の営業マンや自動車販売店のサービススタッフがよくかかる病です。影響力が非常に強く、誰か一人この「のほう」を使い出すと、不思議とすぐに拡がります。
それでは、マイカーの点検(オイル交換)で、自動車販売店に車を入れた時のワンシーンです。皆さんは、お客様役です。間違い探しのつもりで、一度ご覧ください。
「ご来店、ありがとうございました。
では、受付のほうをしますので、こちらの椅子のほうにお座りください。
今日はオイル交換のほうと聞いていますが、お間違えなかったでしょうか?
何かお車のほうで、ここは気になるよーという箇所のほうはありませんでしたか?」
(特に、、、)
「そうですか。じゃ、今日の点検のほうですが
だいたいお時間のほうが、1時間くらいかかりますので、ここでお寛ぎください。
ちなみに、お飲み物のほうは、どれがいいですか?」
(ホットコーヒーを)
コーヒーのほうですね、承知いたしました。
「のほう」は見つかりましたか?
もし、店舗で接客をなさっている方は、セルフチェックをおすすめします。また、このような言葉遣い(のほう)がなぜ横行するかというと、自己流・我流でOKとする「だいたい病」「敵前逃亡病」の蔓延、不明な点は調べるという基本行為の欠如、スタッフ間の興味関心の薄さ、報連相の少なさと不徹底、、、などが考えられます。
症状にもよりますが、早めに手を打つことをおすすめします。打ち手としては、セルフチェック、社内チェック、正しい表現の確認、トレーニング、改善できているかのチェックがあります。
内部で行っても問題はありません。是非とも、期限を決め取り組んでみてくださいね。
最後に、実は先ほどのワンシーンのセリフには、「のほう」以外にも、間違い敬語を散りばめています。少なくとも、11個、見つかりましたか?
もし見つからない、という方は、是非とも当社の店舗まるごと研修の導入をご検討くださいませ。