
こんにちは!株式会社新規開拓スタッフです。
毎年、年末になると「今年一年の自分はどうだったろうか?」と反省し、年明けには「今年こそは目標を立てて頑張ろう!」と新年の抱負を考える、という方も多いのではないでしょうか。
ここで鍵になるのが「目標」です。さて、この「目標」というのは
・目じるし
・目的までの途中の指標
・目的を達成するために設定した、具体的な手段 等
様々な表現ができそうです。私ども株式会社新規開拓では、「夢に期日をつけたものであり、人を走らせるもの」という言い方もしています。
ところが!です。この目標を世の中のビジネスパーソン、ひいては営業マンがどのくらい達成できているかというと、あくまでも感覚値ではありますが、20名の方がいたとして4名くらいではないでしょうか。あともう少しだったという方が10名前後・・・。
この、目標達成できる人と、目標未達の人の差はどこからくるのでしょうか?
1. 人の能力に大差はない、あるのは“習慣の差”だけである
ある有名な講師から教えていただきました。人生の97%が習慣でできており、それは無意識に繰り返されるもの、なのだそう。つまり良い習慣が身についていれば、無意識にそれが繰り返される一方で、悪い習慣の場合は・・・。
それでは、良い習慣を身につけるにはどうすればいいのでしょうか。
2.良い習慣を身につけるには?
・「自分で決める」こと
誰かにしなさい、と言われたものは、あくまでも誰かのもの。そのため「自分でする、と決めること」が重要です。人は99.9%の決心では動かず、100%決め切った時に初めて行動するのです。
・目標を覚えていられる環境を作る
目標未達という営業マンの傾向として、「目標を覚えていない」ということがあります。そもそも、自分自身がどこへ向かっているのかを忘れてしまっているのです。そのため、まずは目標を覚えていられる環境、すぐに目に入ってくる仕組みを作りましょう。スマートフォンの待ち受け画面に入れる、紙に書いて目の前のパソコンに貼る等、すぐにできることはないでしょうか?
・「すぐに!」とりかかる
ダイエットあるあるです。「ラーメン1杯食べてからダイエットしよう」「スポーツジムでトレーニングメニューを作ってもらってから始めよう」「ダイエットは明日から!」
これらは、挫折のための習慣です(この時点で、失敗する習慣を選択している、といっても過言ではありません)。決めたら、則実行!すぐに実践あるのみ!まず動く!
・常に「完璧」を求めない
「完璧」というのは、少しも欠点がなく完全なこと ですが、そもそも「良い習慣を身につけられれば」よい訳で、最初から完璧にできる人はいない、くらいに考えた方が良いでしょう。“1分しかできなかった”と考えるより“1分できた!”と考えて取り組みましょう。1分を1年間継続すれば、365分、なんと6時間も行ったことになるのです。
3.悪い習慣は、断ち切る努力をしよう
明日からは毎日10分間テレアポをしよう、と思ったそこのあなた、毎日テレアポをしようと思っているのにできなかった、ということはありませんか?できないのには、悪い習慣が影響していませんか。例えば、朝出社して、今日は何をしようと考えているうちに上司から急ぎの仕事を指示された、外線電話を取ったら急ぎの依頼ごとですぐに対応するために外出しなくてはならなくなった、お客様へ提出する書類を思い出し作成していたら時間がなくなってしまった・・・・等々。この場合、そもそも当日の行動を当日の朝考えるという悪い習慣が存在しています。その改善をしない限り、ずっと「今日もテレアポの時間がとれなかった・・・」が続いてしまうのです。前日の夕方に明日の計画を立てましょう。
4.自分を勇気づける“断定”言葉を使おう!
目標未達の方々の言動には共通するものがあります。それは、“保険ことば”です。例えば
「目標達成できればいいなと思っています」(思うだけか・・・)
「目標をクリアできるように、毎日10人の方と接触できるようにしていくつもりです」(つもりね・・・)
「うまくいかないかもしれませんが、できる限り目標達成できるよう、取り組んでいきます」(最初から、うまくいかないと思っているんですね・・・)
能は自分の言葉と他人の言葉を区別しないだそうです。つまり、自分で使った言葉も他人から言われた言葉もすべて刷り込まれていきます。目標達成する、と決めたならば、“万が一の事態”を想定する前に、“絶対やってやる!”“何が何でも達成するんだ!”という、ポジティブで前向き、力強い“断定”言葉を選択しよう!!!
今年も残りわずか。身の回りの大掃除のみならず、来年に向けて、しっかりと心の準備もしていきましょう!