
おはようございます!
新規開拓スタッフです。
気温が上がり湿度が高くジメジメとした毎日が続きますね。
体調管理に気を付けてこの梅雨の時期を乗り越えていきましょう!
皆さんの周りの「優しい人」って、どんな人ですか?
皆さんの周りに「強い人」って、いますか?それはどんな人ですか?
今日は「本当の優しさと強さ」について、ボクシング世界3階級制覇王者「井上尚弥選手」が、試合後にとった「ある行動」から皆さんが「本当の優しさ、本当の強さって何だろう」と、振り返るきっかけになればと思います!
それでは2分30秒、お付き合いください。
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本当の優しさ、強さとは?
『モハメド・アリ・トロフィーを一晩貸してほしい・・・』
2019年11月WBSSバンダム級トーナメント決勝戦にて、勝者に贈られる「モハメド・アリ・トロフィー」を獲得した井上尚弥選手。
対戦相手ドネア選手との決勝戦、記憶にある方も多いのではないでしょうか。
井上選手と言えば、米リング誌「PFP(パウンド・フォー・パウンド)」の最新ランキング2位という、まさに日本ボクシング界のエース。
その異名はアメリカでは「モンスター」。
井上選手が強い理由として3つ。
⑴全てのパンチが圧倒的に強い。左右上下全てのパンチがずば抜けて強い
⑵強い体幹、インナーマッスルによる下半身の安定
⑶桁外れの集中力と精神力。24時間波がなく、普段のまま戦う
あっ、失礼しました。
私が熱烈なボクシングファンだということがバレてしまいますね・・・
本題に入ります・・・
実は、この決勝戦で井上選手に破れたドネア選手。
翌朝にツイッター更新したのですが、そこにはドネア選手の息子2人(当時4歳・6歳)、
そして息子たちの前には、井上選手が獲得した「モハメド・アリ・トロフィー」があったのです。
ドネア選手はこのようにコメントしています。
「私は、この『モハメド・アリ・トロフィー』を手にするために来日しました。
息子たちに朝、それを見せると約束した。
プライドを捨てて、恥を忍んで、涙を浮かべながら『一晩だけ貸してもらえませんか』とお願いしたのです。自分のためではなく、自分の約束のために」
そしてドネア選手は続けて、
「最善を尽くしても、思い通りにいかないときもあります。(途中省略)私は戦うことについて息子たちに話しました。諦めるより命懸けで戦ったほうがいいと。私たちは戦い続けます。」
トロフィーを前にした二人の息子たちは
「サンキュー、ミスターイノウエ。コングラチュレーション。」
と、お礼と勝利を称えるコメントを寄せました。
「トロフィーを見せてもらえたことの感謝を伝えさせなければいけません。」
と、父親であるドネア選手は言います。
そしてトロフィーは、午後から行われる井上選手の会見に間に合うように井上選手の元に返却されました。
ドネア選手は、自分の「チーム・ドネア」数十人を集めて「井上選手と大橋会長にお礼を伝えてください」と、伝えたそうです。
私は、
「二人とも試合後に抱擁し合い、称え、お互いが尊敬していることを示し合っていたが、リングを出てからも、グローブを外してからも、その姿勢を二人とも貫いている。一貫性のある強さと優しさだ」ということを感じました。
決して敗者の弱さに付け込まず、相手の立場に立つどころか、ドネア選手になりきってその気持ちを考え行動した井上選手は、本当の意味で強くて、優しい人だと思います。
そして、敗者でありながらも息子たちとの約束を守り、戦うことの本当の意味を教えたドネア選手も、本当の強さ優しさを私たちに教えてくれたと思います。
相手のために”時間”を使えるか?!
弊社代表の朝倉千恵子が昔から変わらず言い続けていること、
それは
「本当の優しさとは自分の時間を相手のために使うこと」
井上選手も勝利した夜はトロフィーを関係者に披露したかったかも知れません。
でも、ドネア選手の息子さんたちがトロフィーと過ごせる時間を提供しました。
「本当の優しさ・強さ」兼ね備えた、人間力のある人になりたいものです。
弊社では仕事人としてだけではなく、人間力も一緒に磨くことができるセミナーをご用意しています!
そう言えば・・・アントニオ猪木さんも言っていました。
「優しさのない正義はなく、強さもない」
と。
では、皆さまよい一日をお過ごしください!
以上