今回の研修について
2018年01月25日(木)、三重県株式会社ワンプレイス様にて、
【利用者様、地域の方に愛される施設を目指し、仕事の楽しさを自ら作り出す!「仕事基礎力強化研修」】
を実施いたしました。
わかばグループ様は、児童発達支援、放課後等デイサービスの施設運営を東海3県で21施設運営されています。
学校を終えた児童たちが「ただいま」と入ってくる、アットホームで笑顔いっぱいの施設です。
療育プログラムを柱とされており、ゲームや共同活動、ごっこ遊びやプリント課題などを通じて、
人付き合いや集団行動を上手に行っていくためのコミュニケーションスキルを磨くなど目的を持って取り組まれています。
(参考:https://www.wakabano-mori.com/habilitation/)
一人ひとりの職員の方は、日々、子どもたちと触れていることもあり、
物腰のやわらかさ、人の好さが伝わってきます。
その良さをもっと生かすために、社会人としての基礎知識を振り返り、
人への思いやりを形にすることの大切さ、評価は相手がすることであることを伝えて欲しい、
というご要望を聞きスタートしました。
研修初回は、
①相手に選ばれるための第一印象力を磨くこと
②自分たちの施設の状況を共有し、知ること
について取り組みました。
・「自己紹介」・・・「自分の所属施設の良いところ」を改めて周りの方に知ってもらう
・「礼儀の重要性」・・・礼儀はなぜ必要なのか?
・「第一印象の重要性」・・・相手に好印象を与えることで選ばれる施設になる
・「ストアバリュー」・・・行きつけのお店はなぜ、よく足を運ぶのか?
・「服装身だしなみチェック」・・・相手にどんな印象を与えているかを客観的にチェック
・「基本動作」・・・立ち姿勢、お辞儀の仕方、発声練習、表情トレーニングなど
・「好かれる対応・嫌われる対応」について考えること など
今回の研修では、
会議の場でしか一緒になることのない他の施設の方ともディスカッション出来るよう意識して、時間を取っています。
自分の施設の改善点についてグループに分かれ発表しあった際には、
「子どもたちの遊びのバリエーションが少なくて悩んでいる」
「トイレの掃除の仕方が自己流だが、皆さんの施設ではどんなやり方をしていますか?」など、
その場で意見交換ができ「それ、やってみます!」と笑顔で話し合っている姿が見られました。
受講生からの感想
受講生からは研修後、以下のような感想をいただきました。
・多くのことを「しているつもり」で日々過ごしているのではないか?と考える機会になりました。
・正直、疲れました。普段から身体を作っているつもりでも筋肉痛になりました。
周りから見た時の印象力について考えさせられました。
・人と接する際に、時折目を逸らしてしまう事があります。
無意識のうちに、悪気なく相手に不快な思いをさせてしまっていたかもしれない、、と思うと怖くなりました。
・自分の名前を呼ばれても「はい」と返事をしていなかったことに気付きました。
・笑顔と微笑みは違うことに気付かされました。
“わかばの看板”を背負っているという自覚を持ち、今後も業務に励んで行きます。
・「好きな接客」を書き出した時に、
自分が周りに求めている当たり前のことを自分に置き換えてみると出来ていなかったと気付きました。
・会社や職場の風土も社員一人ひとりの意識と持ちようによって変えられると改めて思いました。
・他の事業所のスタッフと話せたことも良かったです。
・自分に求められている仕事ができていないと感じ、迷いがあり消極的になっています。
今回学んだように、まずは明るく笑えることを意識したいです。
・耳で聞くだけではなく、身体を動かしたことでより理解しやすかったと感じました。
・この研修を受けて、以前就いていたサービス業界で学んだことも活かしていけるんだなと思いました。
担当講師からのメッセージ
わかばグループ様は、子ども一人ひとりの個性を大切にし、明るく楽しく元気に子どもたちの「育ち」を応援。
対象は幼児期から学童期までで、一貫した「療育的なアプローチと支援」を行っています。
その根本には、その子らしい豊かで自立的な生活を送れるよう、
一人ひとりの個性を大切にするとい想いも持っておられます。
その職員の皆さまの想いを形にして相手に伝えることを3開催の研修を通じての目的とし、参加されています。
自分たちで会社(施設)を良くしていくんだという想いを持ち、意見として会社に伝えていく。
「ワクワクする仕事は自ら作るんだ」という楽しさを改めて感じて頂ける場にして参ります。
実施内容 | 仕事基礎力強化研修 「利用者様、地域の方に愛される施設を目指し、仕事の楽しさを自ら作り出す!」 |
開催日 | 2018年02月14日(水) |
開催地 | 三重県 |
参加者 | 各施設職員の皆さん |