課長から部長に昇格した時に陥りがちなのが、「大課長」になってしまうことです。課長がやるべき仕事と、部長がやるべき仕事は明確に違います。そして、役職が上がれば上がるほどリスクに対する恐怖が働き、現状維持をしようとします。部門を改革するには意識変革がとても重要になります。部門を改革するために何が必要か、経営者目線がなぜ必要かをつかんでいきましょう。
・部長
・これからを期待されている管理者・リーダー・マネージャー
・プレイングマネージャーでありつつも、部門変革を担う管理者
・現状維持を払拭したい
・自分の保身を考え、会社全体を見ていない
・単独プレーが多く、部下の指導育成やチームプレーが不十分である
・課長から部長に昇格したが、役割や自分のやるべき行動がわからない
・イノベーションがなかなかおこせない
新人と違って、部長職になると一から役割について、実務について教えてもらうことは極端に少なくなります。企業の規模に左右され、人員の余裕がない場合などは特に、前任者からの引継ぎも十分でない場合もあります。特に、「部長としての任務」については、丁寧に教えてもらう機会はほとんどなく、何をすべきかをすべて自分で考えなくてはなりません。そのため、我流になりがちとも言われます。
仮にビジネス書などで学んだとしても、机上の論理と現場とで異なることも多く、悩みはつきません。だからこそ、解決策の一つとして、研修があります。中でも、研修を選択するにあたっては、実際に部長職として部門を牽引し、イノベーションを起こした経験の有無や、実際に部長職として壁にぶつかり乗り越えてきた経験、経営者と現場との板挟みの悩みなどを知り尽くした講師による研修かどうかというのも、参加者にとっては得られる経験価値に差が出てきます。また、経験を聞かされるだけでは応用が難しいことも多いでしょう。そこで、理論やエビデンスに裏打ちされた情報かどうかも、ポイントです。さらには、インプット一辺倒ではなく、アウトプット量にこだわり、双方向のやり取りが多く、グループワークにより参加者同士でも切磋琢磨しつつ、一層リーダーシップを発揮できる機会がふんだんに用意されているかどうかも重要です。
役職が上に上がるほど、他人から注意されることが減り、慢心に陥いる恐れもあります。 この状態が一番危険です。自身自身の思考を柔軟にして、素直に他人からのアドバイスや意見を受け入れることが必要であり、そのためには思考トレーニングが欠かせません。部長だからこその「やるべき仕事」を理解し、実務でどのように統率していくのか、導くのかを理解していきましょう。さらに、部長職には、自分が「社長だったら」という目線が必要不可欠なのです。
この研修では、意識改革を促し、イノベーションを起こせる土台を作っていきます。
・変革を起こす部長に変わる
・経営者目線になり、会社トータルを考えるようになる
・部門を意識し、チーム力を活かせるようになる
・コスト意識が高まる
・経営理念を理解し、会社全体を見れるようになる
6時間×2日間研修の一部です
1.経営者は部長に何を求めているか | (1)部長と課長の違いとは? (2)部門を変革するとは? (3)部長の役割とは? (4)経営者としての視点で考えると・・・ |
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2.会社の経営理念を理解する | (1)企業理念とは何か?なぜ必要なのか? (2)あなたは自社の経営理念を熟知しているか? (3)企業理念の価値観とあなたの価値観を検討する |
3.部下の働きやすい環境をつくる | (1)あなたの理想の部門(環境)とは? (2)あなたが部下を支えて、盛り立てる手段の洗い出し (3)現在の部門(環境)で改善すべき課題とは? (4)チーム力を上げるのに、必要なこととは? |
4.経営者目線で行動する | (1)あなたが社長(経営者)だったらまず何をするか? (2)コスト意識(ヒト、モノ、経費) (3)人材育成の現状は? |
5.人間力を磨く | (1)人間力を高めるための行動・考え方チェックリスト (2)常に自分自身の知的能力を高める努力をしているか? (3)相手のことを思いやる(対人関係力) (4)自己制御力について(忍耐力、倫理、道徳) |
6.部長としての明日からの具体的行動を考える | (1)振り返りと気づきの共有 (2)翌日から実行する行動計画 (3)行動するための実行宣言 |
現状維持がいかに危険なのかが理解できました
自分も経営層の一員だということを自覚していませんでした
自分が現場でプレイングマネージャーのような仕事をしていてはいけないと気づいた
課長と部長の役割が違うことを自分で考える良い機会になりました
リスクを恐れず、覚悟を持って変革していきます
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