詳細解説士業事務所向け
特別研修プログラム

士業向け研修とは?
クライアントを惹きつける「魅力的な風土の事務所」にしたいとお考えの士業の方に向けて、
勤務する方々が、クライアントに対して
- ① 良い印象を与える作法
- ② 要望を察知、傾聴する姿勢
- ③ 相手が求めているものに
「正しく」応える力
を学ぶことで、事務所全体で先ずその第一歩を踏み出すための研修です。
なぜ士業にこそ研修が必要なのか?
研修をきっかけに…
- 事務所の雰囲気が明るくなる
-
士業事務所の課題としてよくあるのが「メンバーが暗く見える」こと。
研修では、表情・姿勢・声の出し方の実践的なトレーニングをするので、メンバーが元気にハキハキと話せるようになるきっかけとなります。クライアントからの「活気のある事務所だ」といった好印象に繋がります。
- 「一緒に仕事をしたい」と
お客様から思ってもらえる -
クライアントが、士業を選ぶ際の決め手となるのは、専門分野や実績以上に、「明るく接してくれる」ことや「親身に考えてくれている」といった「印象」であることが少なくありません。
印象で損をしない様、「立ち居振る舞い」や「言葉遣い」などの基本動作を基礎から学び直します。
- ネットワークが広がる
-
多くのクライアントは、対応の良い、信頼できる取引先に出会うと「安心して知り合いにも紹介できる」と自然に思い、ネットワークを拡げてくれるものです。
本研修は、「傾聴姿勢や話し方」といった、信頼を獲得するための基本的なコミュニケーションスキルを集団で学べるカリキュラムです。
事務所全体の信頼獲得力を向上させます。 - クライアント目線で
業務の「質」を見つめなおす -
士業事務所は中のメンバーが外部競争にさらされていないことも多く、自分の業務を見つめなおすきっかけがないこともしばしば。
本研修は、「クライアント目線から自事務所の魅力を再発見し、他者に語る」といったアクティブラーニング型の演習を組み込んでおり、業務の「質」を見つめなおすきっかけとしても機能するようにしています。
- 「話す」「関わる」の密度を上げる
-
士業事務所は、基本的に自己完結できる様な業務も多く、組織としてクライアント・同僚と「話す」「関わる」の密度が低くなってしまい、その状況に慣れてしまうケースもあります。
本研修は「話す」「関わる」を実践的に繰り返しロールプレイし、密度の高いコミュニケーションを取り戻すきっかけとして機能するようにしています。
…等々

事務所メンバー全体の
コミュニケーションレベル
を上げ、
クライアントが「ファン」
になるような
ポジティブ風土に変えていく!

お客様の声
「事務所全体の雰囲気に
良い影響が。」
- 税理士法人A

一部スタッフが無意識に「事務的・堅い対応」をしていたので、内製で指導していたのですが、なかなか定着できず、困っていました。
そんな時、新規開拓の講師の方にお会いして、この方達なら事務所全体を明るくしてくれるかもしれないと思い研修を申し込みました。
せっかくなら全員で研修を受けようと思い、スタッフ総出で、挨拶の仕方から礼儀の重要性、立ち居振る舞いなどを学びました。
研修が終わった後から、挨拶や「ありがとう」の交わし合いが頻繁になり、事務所全体が元気で明るい空気に。
それに引っ張られるように、堅い対応だったスタッフも、明るい対応ができるようになりました。
一番嬉しいのは、以前よりお客様に相談される回数が増えたことです。
コミュニケーション力が向上したことで、スタッフがお客様の課題やニーズを引き出せるようになったのかもしれません。
「事務所のメンバー全員が、お客様の方を向けるようになりました。」
- 会計事務所B

お客様により良いものを提供するには、指導や指摘はもちろん欠かせません。
しかし、指摘をすると、メンバーが落ち込んでしまい、指摘する方も指摘しづらくなっていることに悩んでいました。
内製では解決しづらい問題だったので、外部研修を頼もうと思った時に新規開拓さんの営業の方にお会いして、新規開拓さんのポジティブな雰囲気に惹かれ、研修を申し込みました。
研修後、「指摘」=「否定」ではなく、より良いものをお客様に提供するためのものである、というマインドが、メンバー全員に少しずつ広がっていっている感じがします。
指摘をした後に、「わかりました、次に活かします!」と元気良く返してくれた時は、驚きましたし、嬉しかったです。
「お客様のために、もっと良くなってほしい」という思いを伝えやすくなり、良い風土になってきたと思います。
今後も定期的に研修をお願いしたいと思っております。
「声が大きく、表情が豊かになり、少しずつメンバーの印象が良くなっています。」
- 社会保険労務士法人C

新規開拓さんの営業の方にお会いした時に、親身になって話を聞いてくださる姿勢や、礼儀正しさ、こちらが元気になるような明るさに感銘を受けました。
自分の事務所も、こんな雰囲気になったら良いなと思い、研修を申し込みました。
6回の研修を終えて、発声方法が身についたのか、明らかに声のボリュームが大きくなったメンバーや、表情が豊かになったメンバーがいます。
また、お客様と話すときに目を見て話す、丁寧な言葉遣いを使うなど、当たり前のことですが、今までよりも、より良い印象になりました。
今後も定期的にフォローアップをお願いする予定です。
「クライアントをファンにする」
ための3つのポイント
「クライアントをファンにする」ためにメンバーそれぞれがレベルアップするべき3つのポイントについて解説します。
- ① 良い印象を与える作法
- ② 要望を察知、傾聴する姿勢
- ③ 相手が求めているものに
「正しく」応える力
ポイント① 良い印象を与える作法

お辞儀の仕方から名刺の渡し方、話し方といった、
- 「礼儀・礼節」
- 「言葉使い」
- 「表現方法の選択の仕方」
といったスキル的なものはもちろんですが、根本に
- 「元気さ」
- 「明るさ」
といった空気があるかどうかが最も印象を左右します。
基本的な様でいて、実践が非常に難しい事柄の代表例と言えます。
ポイント② 要望を察知、傾聴する姿勢

誰しもが、「クライアントの言っている要望を理解し、的確に対応しよう」とは考えているはず。
しかし、無意識のうちに、自分の価値観というフィルターを通してクライアントの話を聞いてしまい、「行き違い」や「認識齟齬」などの問題が発生してしまうものです。
この問題を軽減するために重要な事は「相手の話をよく聴く」事です。
「相手は何を思っているのか?」を、自分の価値観ではなく、まず相手の価値観で100%受け止めること。
守破離の「守」とも言える基本的な部分ですが、相手の要望を理解するのに最も大事なスキルであり、「よく分かってくれている!」と、クライアントから重宝されるようになるポイントの一つです。
ポイント③ 相手が求めているものに「正しく」応える力

クライアントの要望を察知できたとしても、その後のアウトプットの仕方次第で、クライアントからの見え方は変わります。
どんなに良い提案や成果物を出しても、「レスポンスが遅い」「こまめな報告・連絡・相談がない」ようであれば、クライアントは不安に感じるでしょう。
クライアントの要望を理解したその先で、「クライアントのために自分はどう行動するべきか?」を考え、正しく応えることができた時に初めて、クライアントが信頼してくれ、ファンになってくれます。
新規開拓の士業向け研修は、他の研修と何が違うのか?
- ①「事務所全体の空気」を変えます。
- ② 美しいマナーだけではなく、
「本質的な顧客対応」まで教えます。 - ③ 定着するまで並走します。
①「事務所全体の空気」を変えます。
新規開拓の士業向け研修は、先生方はもちろん、事務やサポートスタッフといった事務所に関わるメンバー全員が対象です。
みんなの意識が変わっていくので、事務所全体を一気に「ポジティブで魅力的な雰囲気」にする事ができます。
例えば、「挨拶が自然と増える」「感謝を伝え合う習慣が生まれる」など、事務所全体の日常のコミュニケーションが変わり、事務所の空気そのものが明るく前向きになります。
こうして生まれたポジティブな雰囲気は、必ずクライアントにも伝わります。
「魅力的な風土の事務所」だと感じてもらえるでしょう。
② 美しいマナーだけではなく、「本質的な顧客対応」まで教えます。
新規開拓の提供する研修は、「受講生の変化度の大きさ」に特に自信を持っており、また定評を頂いてます。
変化度が大きい理由は、単なるマナー研修ではなく、「本質的な顧客対応」までお伝えしているからです。
シンプルな言葉でありながらも本質を突く事を目指した講義と、身体が自然と動くレベルまで、自律的に修正を重ねながら繰り返し行うアクティブラーニング型の「実践練習」の組み合わせで、「良い印象を与える作法」も「相手の要望を察知し応える力」も身につける一助となります。
③ 定着するまで並走します。
研修は時間をおいて再度復習することで、その後の定着率が大きく変わってきます。
新規開拓は、研修後の「現場」の状況を丁寧にヒアリング・把握させて頂いた上で、現況に合ったフォローアッププログラムを各社個別にカスタマイズさせて頂き、定着率の最大化に挑みます。
どこまでも「御社に合った」、「効果が最大な」研修の実施を追求します。
新規開拓の研修プログラム例
◆オリエンテーション
- 今回の研修の目的
①顧問先・社内で愛される自分へ
②事務所ブランドを皆で高めていく! - 研修の約束事7つ
◆研修に向けての目標設定
- 現状の自分の強み、弱み
- 自分自身で決める目標設定
◆礼儀の重要性
- 礼儀の5科目
- できないとどんなマイナスがあるか?
◆好印象を与える基本動作
- インパクトを与える立ち居振る舞い
- 発声練習、言語明瞭化トレーニング
- 表情トレーニング
- 接客七大用語、社内挨拶用語
- 服装身だしなみチェック
◆仕事の3要素
- 納期、品質、コストを突き詰める!
- 普段の自身の仕事を振り返る
◆報告・連絡・相談
- 社内コミュニケーションの根幹として
- 報告のポイントとは?
◆オンラインコミュニケーション
- オンラインで良い印象を与えるポイントとは?
- 画面の映り方、反応の仕方
- オンライン研修の約束事
◆前回の復習
◆小さな成長、成功の発表
- 前回の研修から実践できたこと
⇒伝え方が上手な人は?
(オンライン上での印象力)
◆信頼されるAさん、信頼されないBさん
- 同じサービスを提供していても
差が出るのはなぜなのか?
◆言葉遣い
- 敬語テスト
- 使ってほしくない口癖、相槌
- 若者言葉、使っていませんか!?
◆接遇用語
- 好印象を与える表現方法を知る
- 同じ意味でもムカッとさせる!NG表現
◆事務所の印象をUPする電話応対
- 事務所代表としての自覚を持つ
- 声だけで感じの良さを与える!
◆営業マインドとして
- 読み物:「野鴨の哲学」
- 現状維持は衰退への道
◆「成果」について
- 仕事で成果を出すために
- 一番大事なことは「◯◯」である
- 「SOSの法則」とは?
◆学びの4段階
- 学習において目指すべきステージは?
- 限られた時間をどう使うのか?
◆接客営業ピラミッド
- 習得すべき6つのステージとは
◆聴き力について
- 振り子の法則とは
- 発信力と受信力の相互関係を知る
◆ラポールについて
- ラポールとは「親愛と信頼の絆」
- 4つのラポールを知る
- 共通項探し、自己開示
◆雑談練習
- 様々な「価値観」のお客様に
あわせた会話のポイント
◆前回の復習
◆小さな成長・成功の発表
(⇒ロジカルプレゼンのポイント)
◆好かれる職員、嫌われる職員
- 好かれる職員は何が違うのか?
- そもそも好かれるのはなぜ大事?
◆丁寧さを売る!物の渡し方
- インパクトを与える名刺の渡し方
- 物を渡す時の5つのポイントとは?
◆職員として必要な「3つの自信」
- 「事務所」「サービス」「自分」
- それぞれの強みを考える
◆事務所の強みについて
- 事務所の強み書き出し100個
- 顧客目線で事務所を見ることで
新たな事務所の強みを発見する
◆表情
- 喜怒哀楽表現/えっこれが100円!?
◆事務所PR(トーク作成)
- 1分間のPR文章を作成
- 良いPRも伝え方の強化が必須!
◆前回の復習
◆小さな成長・成功の発表
◆インタビュー「聴く」力を身につける
- 質問の重要性(聞く⇒聴く⇒効く!)
<ポイント>
①人は「聞く」より「話す」を好む
②人は説得されるよりも納得したい
③会話の割合は顧客◯割
◆訪問時の印象力、ラポール強化
- 顧客との商談、打合せ時に
注意すべきポイントを確認する
①第一印象の注意点
②好印象を与える表情、声
③必要な礼儀作法
④ラポールによるアイスブレイク
など
◆想定される「断り文句」について
- 顧客から出てくる「断り文句」などの
マイナスワードに対しての対応を考える
◆応酬話法(切り返し)について
- 目的は小さなYesを積み重ねること!
- 相手を不快にせず、話を前に進める
- 応酬話法6つのポイント
◆前回の復習
◆小さな成長・成功の発表
◆事務所PR(発表)
- 1分間PRの発表
- 顧客が心に響く内容は?
- 他人チェックによるブラッシュアップ
◆訪問時のロールプレイング
- 顧客との商談、打合せ時に
注意すべきポイントを再確認 - 実践ロールプレイング
◆応酬話法ロールプレイング
- 反復トレーニングで顧客の発言に
怯まないための型を身につける - 100本ノックトレーニング
◆受講感想発表(目標設定)
- 今回の研修を通じて
①どう感じ、何を学んだのか?
②業務にどう活かしていくのか? - 具体的行動目標に落とし込み発表
◆最後に
- 講師よりメッセージ
FAQ(よくある質問)
Q.研修は一度で効果がありますか?
A.新規開拓の研修は、内容を理解し「身体が自然と動くレベル」まで、まで落とし込むことをゴールとしていますので1回でも行動の変化をご実感いただける場合が多いです。
ただし、この変化は一時的なもので時間の経過とともにまた元に戻っていきます。
そのため、最低でも半年間(月に1回、計6回)継続いただき、定着までを図ることを推奨しています。
Q.事務スタッフも対象ですか?
A.はい。お客様にとっては全員が「先生」です。
士業本人に加え、事務・サポートスタッフも含めて事務所全体で取り組むことで、雰囲気や信頼感が大きく変わります。
Q.士業は専門知識が仕事の中心。マナーやコミュニケーションの研修って本当に必要ですか?
A.はい、必要です。
技術や資格では他の事務所と差がつきません。
コミュニケーション力や印象力といった「+α」が、選ばれる士業事務所になるための大きな差別化ポイントになります。
研修で学ぶことは、知識以上に依頼につながる「人間的な安心感」の提供に直結します。
Q.費用や時間をかけてまで受ける価値がありますか?
A.一度身につければ、日々の業務で何度も使える「一生モノのスキル」になります。
士業は顧客単価が比較的高いため、研修で得たスキルが一件の受任につながれば十分に元が取れる可能性が高いです。
短期的な費用対効果よりも、長期的に見たときに「クライアントの継続率が上がった」「口コミで紹介していただいた」などで実感できると思います。
Q.人付き合いが得意じゃなくても、役立ちますか?
A. むしろそういう方におすすめです。
得意な人は自然にできていることを体系的に学べますし、苦手な人は「型」を知るだけで安心して行動できるようになります。
全員が「社交的」になる必要はなく、「不快感を与えない」「誠実に見える」基本動作を身につけるだけでも、相手に与える印象は驚くほど変わります。
