
ビジネスマナーが定着しておらず本配属に不安の声!
受講生の皆さまは、それぞれ自宅からPCを接続し、Zoomへ入室。約50名の新入社員の方が、Zoomのミーティング参加
でした。当社はメイン講師とサブ講師の2名体制にて運営。事前に念入りにプログラムの計画を立て、シミュレーション
も行い、万全の体制にて進行いたしました。
特に、今回はオンラインであること、6時間という長時間であることを考慮し受講生の皆さんの集中力が途切れないよう、
オンラインであっても一方通行にならぬよう、インタラクティブな研修になるよう、様々な工夫をしました。
具体的には、Zoomの機能である、チャット機能、ブレイクアウトルーム機能、投票機能をフル活用。
資料および動画のデータ共有も都度実施しました。また、拍手については、Zoomの拍手機能だけでなく、リアルでも
拍手をしていただくことで、変化をつけました。さらに、特筆すべきは、グランドルールとして、「笑顔で頷くこと」や
「OKの都度、腕全体を使うこと」などを設定し、皆でムード作りをしながら、参画するようにしました。
Zoomですと、特にスピーカービューの場合、自分が話すときの表情が画面いっぱいに映ります。表情が硬いなぁ、
笑っていないなぁということを相当感じた場面が多かったようでした。また、ギャラリービューにすることで、同期全員の
表情が見えることで、無表情でいることによる威圧感や圧迫感を感じた様子でした。

先方からの要望は、マナーだけでなく同期とのチームワークの醸成も、、、
プログラムの特徴は、先方様の「社会人としてのビジネスマナーの定着と徹底」に加え、同期との「チームワークの醸成」
や「お客様先への訪問時の礼儀正しい立ち居振る舞い・名刺交換の仕方」もありました。ビジネスマナーに関しては、
マナーが身につくことによる「メリット」のディスカッションやワークを取り入れました。
更に、講師の講義を再現するワークを行いながら、理解度を振り返る時間も取りました。ご自分の言葉でアウトプット
できないことで、意外と理解できていないことに気づいた様子でした。いちど「あっ」と思うシーンがあると、同じことが
起きないようにと、集中力が大きく変わります。
また、理解不足の箇所について、他人からの指摘ではなく、自身で気づけたことが良かったようでした。
同期との「チームワークの醸成」については、6時間の研修の中でのディスカッションを通して実現するよう、
プログラムを組ませていただきました。それを実現するため、研修冒頭の自己紹介を一工夫しました。
一般的な自己紹介というと、ブレイクアウトルームに分かれて行う、というパターンが多いです。
しかし今回は、自己紹介にプラスして、互いの共通点や相違点を見つけるというアクティビティを追加しました。
ゴールにたどりつけるよう、ファシリテーションの基礎知識も事前に伝え、挑戦いただきました。
受講生の皆さんから実施後の感想を聞くと、「失礼がないよう質問をするのが難しかった」
「共通点は見つけやすかったが、意外にも相違点を見つけることに苦労した」などの意見が多かったです。
もちろん、共通点も相違点も、見た目ですぐにわからないことだけを探す。そのためには、ヒアリングしながら・・・
というルールを事前にお伝えしました。これが、簡単そうで、意外にもうまくかなかったそうです。

社会人としてのビジネスマナーの定着
今回のオンライン研修においては、「社会人としてのビジネスマナーの定着」も狙いの1つであったため、職場における
ビジネスマナー活用シーンを思い描けるよう、ディスカッションを行いました。具体的には「あなたに仕事を任せたい!」
と信頼されるには、どのようにしたらよいか」という内容です。
実務に関する内容の発言も散見されましたが、最も多かったのは「笑顔」「明るい」「敬語を正しく使える」「挨拶ができる」
といったマナーに関する内容でした。研修においては、ラーニングピラミッドをベースに受講生の皆さんがどのようにしたら
知識を理解し、記憶として定着し、日常に生かすことができるかを考えながら進行いたしました。
それこそ、声に出す、テキストを読む、書き込む、チャットに入力する、発言する、教えあう、現場では何をいつ行うか、
どのようなシーンで実践できるか、など様々なアウトプット方法を取り入れました。特に、訪問時の立ち居振る舞いについては、
コロナ禍でもあり、新人の皆さんは曖昧な造像しかできていないように見られました。
そのため、悪い例の動画があることによって、具体的な場面をイメージすることができ、自分事と捉えることができた様子
でした。さらに、失敗動画を見ることによって、どのような失敗が起きやすいのか、どのような点に気を付ければよいのかが
分かりやすかったと、好評でした。
このように、私ども株式会社新規開拓では、これまでの集合研修で行ってきた内容を単にオンラインで展開するだけ
ではなく、オンラインの良さでもある「双方向・インタラクティブなコミュニケーション」を取っています。
加えて、経験豊富な講師陣が細やかに配慮し、受講生が飽きないよう、研修を運営しております。
もちろん、オンラインであっても新人研修にはテキストがついています。研修後、社内での復習にも使用できますので、
人事総務部のご担当の皆さんも安心して導入いただけます。また、仕事の習慣の定着には、「Rookie手帳」(別売り)
もご用意しています。
今の時代だからこそ、手帳に自分で書き込むという体験をさせ、それによって目標を常に意識するという習慣を身につける
ことができます。なお、オンライン(Zoom)の場合は、人事総務部の方も受講生とともに入室いただくことができます。
このため、これまでであれば受講生の後ろ姿しか見ることがなかった受講中の表情や取り組み姿勢を、講師と同じ立場で
画面越しに確認することができるのが最大のメリットです。研修後の個別フォロー時に、大いに活用できると大変好評
いただいております。
オンライン研修であったとしても、受講生の皆さんの「行動変容」ができるよう「なぜ行動変容が必要なのか」「行動変容
することにより、どのようなメリットがあるか」「行動変容しないことにより、どのようなデメリットがあるか」など、
具体的な理由をお伝えしています。
事例を交えながらポイントを凝縮して伝えています。そうすることによって、強制されてその場だけをやり過ごすのではなく、
自発的に「自分に必要だから行う」というマインドを持つことができるようになっていきます。
是非、「こんなことはできるのかしら?」と気になった方は、まずは当社の営業担当へご相談ください。
皆さまの状況を丹念にヒアリングさせていただき、本気で最適解のご提案をいたします!