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新入社員のビジネスマナー研修講座【守破離】

2020.06.24

【守破離】ってどんな意味をもつ言葉?

「守破離」という言葉を聞いた時、あなたはどのような印象を持つでしょうか?何だか固そうなイメージ、規律が厳しそうなイメージを持たれるかもしれません。しかし、この【守破離】の考え方を知り実践することで「仕事の効率が格段にアップする」のだとしたら、あなたはこの考え方を学びたいと思いませんか。

守破離とは、「武術・芸術、茶道・華道などの世界で広く語り継がれている、修行における過程」を表した言葉であり、和のマナーだと言えます。有名な茶人の千利休(せんのりきゅう)が残した言葉から引用されたものと言われています。それがこちらです。

「規矩作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」

「規矩(きく)」とは、規則や規範決まりごとのこと意味し「本を忘るな」とは、根源の精神を見失ってはならないということです。つまりは「基本の型を会得し、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならない」という意味を伝えています。

この考え方を、ビジネスに取り入れたことで成功した人々が広めたことによりビジネスの成功法として多くのビジネスマンが実践するようになりました。私共では、新入社員の方に対して研修の中で【成長のプロセス】としてお伝えしております。

ビジネスの成功者が実践する【守破離】とは?

それでは、ビジネスに当てはめた時に実践できる《守破離》となるとどんなことが言えるのでしょうか?

「守(しゅ)」先輩や上司から教えられたことを忠実に守り、実行すること。
「破(は)」基本で学んだことを、初めて破り応用をきかせ発展させていくこと。
「離(り)」「守」と「破」からも離れ独自のオリジナリティーを出すこと。

割合的に見ると「守」に最も多くの時間がかかると言われております。何故ならば、この基礎・基本の時間を大切に、確実に出来る人こそがビジネスの世界で活躍できる人材となるからです。

守破離の教えは、ビジネスにおいて「成長のプロセス」です。

「型がある人間が型を破ると『型破り』、型がない人間が型を破ったら『形無し』」

是非ともあなたには、「形無し」ではなく「型破りな人」を目指していただきたいです。

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