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ビジネスマナーの基本 立ち姿勢 お辞儀の仕方 手の組み方

正しい立ち方は、ビジネスにおけるすべての姿勢の基本です。「人は見た目が9割」ともよく言われる通り、立ち姿勢、座り姿勢、歩き方等が、見た目の印象を大きく左右します。正しい立ち方等をすると「仕事ができそう」と好印象を相手に与えることも可能です。
ここでは、基本の立ち姿勢について、ひとつずつ確認していきます。

人は見た目が9割

メラビアンの法則という言葉を聞いたことはありますか?会話やコミュニケーションの場面で、相手に与える印象は、どんな要素がどのくらいを占めるのかというものです。
それは、言語情報、聴覚情報、視覚情報の3つの要素で決まると言われています。言語情報7%、聴覚情報38%、視覚情報55%の割合で、印象を左右します。
言語情報を言語コミュニケーション(バーバルコミュニケーション)、聴覚情報と視覚情報の二つを非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)と言います。つまり、メラビアンの法則は「非言語コミュニケーションが93%を占める」ということなのです。

基本の立ち姿勢(基本動作)

・首が前に出ないようにしましょう
・背筋を伸ばす時は、身長が2,3センチ伸びたとイメージすることがポイントです

・まずはかかとを揃えましょう
・かかとをつけ、つま先を逆八の字に開きます。つま先の角度は、男性は45度から60度、女性は30度から45度に開きます

・背筋を伸ばし、手を体の横にピッタリとつけます
・首背筋をまっすぐにして立ちます
・手は5本の指をぴったりとくっつけ、中指がズボンまたはスカートの横の縫い目にくるように揃えます

・首の位置にも気を付けましょう
・肩をあげ、後ろにそらして下ろします。首の位置は、両肩の延長線上の真ん中に乗せ、糸で上から引っ張られているとイメージすることがポイントです。
最後に軽く顎を引いたら、正しい立ち姿勢の完成です。

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だらしなく見えてしまう残念な立ち方・立ち姿勢

・かかとが開いているとだらしなく見えます

・内股や、手を後ろに組む休めの姿勢は正しい姿勢ではありません

相手を気持ちよくさせる美しさが際立つ接遇の立ち方・手の組み方まとめ

・後ろの足を横にすると、脚と脚の間に隙間ができにくくなります
・肩の位置は、肩甲骨を引き寄せるイメージです

・片方の足を前に出し、後ろの足を少し横に向けます。
・前に出した足は、時計の1時の針あたりに、後ろの足は、10時~11時の針あたりに置くときれいに見えます。脚と脚の間に隙間の空かない、1本半ラインを作ります。

・腰は正面に向けましょう
・腰ごと上半身を正面に向け、真っ直ぐ前に視線を向けます

・手の組み方は、左を上にして、前で組みます
・右手を出し、その上に左手を重ねます。親指の付け根をしっかりとつけて、親指を内側に折ります。
・指先をピンと伸ばし、おへそよりも少し下に添えます
・肩をあげ、後ろにそらして下ろします。これで接遇の姿勢が出来上がりました

まとめ

いかがでしたか?基本姿勢は、社会人として“当たり前にできていないと、印象を悪く”しますし、何よりも姿勢が悪いと気持ちも沈みがち、ネガティブになりやすいとも言われます。人は仕事を通じた経験で大きく成長していきます。ビジネスの世界で、大きく羽ばたくためにも、最初の小さな一歩を大切にし、手を抜かずに行うことが重要です。

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