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新入社員のビジネスマナー研修講座【お辞儀の重要性】

2020.06.23

お辞儀の角度で名前が違う?

お辞儀には3つの種類があり相手や状況によって角度の使いわけを行います。
角度によって呼び名も違いますので、是非とも覚えておきましょう。

「会釈」とは、15度のお辞儀です。廊下で上司とすれ違う時などに使います。
「敬礼」とは、30度のお辞儀です。名刺交換や応接室の出入り等に使います。
「最敬礼」とは、45度のお辞儀です。お客様と最初にお会いした際や去り際等、最も頻繁に行う敬礼です。

正しいお辞儀のマナーを身につけるためには5つのポイントがありますので解説します。

①5本の指を揃え、中指がズボン又はスカートの横の縫い目にくるように手を添える。
②背筋をピンと伸ばし、身長が2センチ伸びたイメージで立つ
③頭の先から腰までは一直線に保ってお辞儀を行う
④頭からお辞儀をするのではなく、お尻を引いて、上半身を倒す。
⑤お辞儀をしたときは、目線は1m前方を見る。

また、お辞儀をする際は視線がとても大切になります。お辞儀をする前は、相手を真っ直ぐ見つめ、頭を下げている間は目線を外します。また手は、体の脇に真っ直ぐ添えるか前で軽く両手を重ねます。
手を組む際は、左手を前にした状態で組みます。

【立った状態】と【座った状態】でのお辞儀の違いとは?

ビジネスの場では、ケースによっては座った状態でお辞儀を行うこともあります。基本的に、立った状態であろうと座った状態であろうと基本は変わりませんが、知識として座礼について学んでおきましょう。

【会釈】
背筋を伸ばし手は膝に置いた状態から上体を傾けます。
指先が畳に着いた所で止め、一呼吸おき最後に頭をあげます。

【敬礼】
背筋を伸ばし姿勢良く正座をし、角度が30度の状態まで頭をさげます。手は畳につけ人差し指同士を触れさせキレイな三形を作る。この三角形の中に自分の顔を入れるつもりで上半身を傾け、脇をしめます。

【最敬礼】
背筋を伸ばし姿勢良く正座をし、角度が45度の状態まで頭をさげます。手は畳につけ、人差し指同士を触れさせキレイな三形を作る。この三角形の中に自分の顔を入れるつもりで上半身を傾け、脇をしめます。

お辞儀には【5つのポイント】があるとお伝えしました。5つのポイントを意識して社会人にふさわしいお辞儀を身につけましょう。

感じの良い挨拶とは?

最後に「感じの良い挨拶」だと印象を残す効果的なテクニックについてお伝えします。とてもシンプルです。
挨拶の後に感謝の言葉をつけ加えるだけで好印象を残すことができるのです。
例えば「おはようございます。昨日は素敵な時間をありがとうございました。」このように挨拶の後に感謝を伝えることで相手に好印象を残すことが出来ます。

挨拶は、いつでも、どこでも、どなたに対しても平等に行うようにしましょう。たとえ挨拶に応えない人がいたとしても、続けていれば必ず挨拶を返してくれるようになります。気をつけなければならないことは、TPOに応じた挨拶を適切なタイミングで行うということです。状況に応じて適切に使い分けるようにしましょう。

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