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【お辞儀の仕方編】新入社員向けビジネスマナー講座 その2

2020.06.23

1. 新入社員にとって「お辞儀」が重要である理由

「お辞儀」は新入社員にとって最初に習得すべきビジネススキルです。新入社員は経験やスキルが浅いからこそ、まずはお辞儀などの所作を見られます。

お辞儀が整っているだけで、

  • 丁寧である
  • 誠実である
  • 信頼できる

という印象を相手に与えることができます。

また社外の相手と応対する場合、お辞儀は本人だけでなく会社の評価や信頼性にもつながります。

雑でぎこちないお辞儀だと、会社自体にも不信感をもたれてしまう可能性があります。

つまり、お辞儀は新入社員にとって最速で信頼を勝ちとるための技術です。だからこそ、最初に「お辞儀の基礎」を身につけることが重要です。

2. 新入社員が最初に身につけるべき「お辞儀の種類」3つ

お辞儀には目的に応じて3つの種類があります。

これらの意味と使い方を覚えておけば、どの場でも失礼になりません。

2-1.お辞儀の種類3つ 一覧と内容

お辞儀の種類を一覧にまとめると以下のとおりです。

<お辞儀の種類3つ 図>
【お辞儀の種類3つ 一覧】
挨拶の
種類
相手 例 シーン例
会釈
(15度)
同僚や知人(※軽い挨拶) ・社内でのすれ違い
・ちょっとした礼儀を示すとき
中礼
(30度)
取引先や上司 ・目上の方に挨拶するとき
・取引先へ訪問するとき
・名刺交換するとき
最敬礼
(45度)
重役クラスのお客様 ・お客様と最初にお会いしたとき
・深い感謝を示すとき
・お詫びや、無理なお願いをするとき

以下、内容をそれぞれ解説します。

① 会釈(15度)|日常・すれ違い時

すれ違い・軽い挨拶・商談中の相槌などで使用し、自然な印象をつくることができます。

<「会釈」のポイント>
  1. 角度は浅め
  2. 顔だけ動かさず、上体から傾ける
  3. 歩きながらはNG。止まって行う

② 中礼(30度)|新入社員が最も使う基本形

訪問時・来客対応・上司への正式な挨拶など、ほぼすべての場面で使用します。
新入社員が最も使う種類なので、まずはこのお辞儀を完璧にしましょう。

<「中礼」のポイント>
  1. 角度はしっかり30度
  2. 手は体の横で自然に
  3. 「語先後礼」で丁寧に

③ 最敬礼(45度)|深い感謝・謝罪時

謝罪・深い感謝など、特別な場面で使用します。
新入社員のうちは必要場面だけでOKです。

<「最敬礼」のポイント>
  1. 角度は最も深め
  2. 背筋を伸ばす
  3. 頭だけを下げず、上体で角度をつくる

3. 新入社員が避けるべき「お辞儀のNG動作」3つ

新入社員は、不慣れな場面での緊張から以下のようなNG動作をしてしまう場合があります。

相手に失礼な印象を与えてしまうため、避けるよう意識しましょう。

<お辞儀のNG動作 3つ>
●NG①:頭だけでお辞儀する

→肩から上だけをカクッと下げる動きは幼いだけでなく、失礼な印象を与えてしまいます。背筋を伸ばし、腰から折るのが基本です。

●NG②:動きが速すぎる

→「ペコッ」とした早すぎるお辞儀は雑に見える原因になってしまいます。「1秒で下げ、1秒止め、1秒で戻る」を目安に、丁寧に行いましょう。

●NG③:目線が落ちる・泳ぐ

→下ばかり見たり目線があちこち泳いだりしていると、自信がなく見えてしまいます。目線は床から1〜2m先に落とすと、相手にとって自然な印象になります。

4. 新入社員がすぐ実践できる「お辞儀が綺麗に見えるコツ」 3つ

お辞儀の際は以下のちょっとした「コツ」を意識することで、劇的に綺麗に見せることができます。印象をアップさせるために、ぜひ取り入れましょう。

<お辞儀が綺麗に見えるコツ 3つ>
●コツ①:背筋を伸ばす

→猫背でお辞儀すると、弱い印象に見えてしまいます。
姿勢を正し、背筋をのばした状態でお辞儀をすることで印象が2倍良くなります。

●コツ②:戻るときもゆっくりと

→意外と見られているのが「戻りの動作」です。
ゆっくりと丁寧な動作で、最後まで気を抜かないよう気を付けましょう。

●コツ③:挨拶の言葉→お辞儀 の順で行う

「語先後礼」によって相手に敬意が伝わり、より丁寧な印象になります。
例)「よろしくお願いいたします」→ 一礼
という流れを心がけましょう。

5. 新入社員が押さえておきたい「お辞儀の場面」3つ

お辞儀をする場面はさまざまですが、新入社員はまず、この3場面を押さえておけば間違いありません。

<押さえておきたいお辞儀の場面 3つ>
●場面①:出社・退社時のお辞儀(と挨拶)

→毎日のお辞儀と挨拶で印象は積み重なります。
丁寧なお辞儀で、「信頼される新入社員」の基礎をつくることができます。

●場面②:来客対応・訪問先でのお辞儀(と挨拶)

→「会社の代表」として見られる場面です。
正しいお辞儀で、企業の印象と信頼を守りましょう。

●場面③:上司への報告・依頼時のお辞儀(と挨拶)

→丁寧なお辞儀は態度の良さと誠意の表れ。
上司との信頼関係が築きやすくなります。

【番外編】 お辞儀の仕方と一緒にセットで知っておきたい「挨拶の仕方」の基本

「挨拶の仕方」については、新入社員は最低限これだけ覚えておけば間違いありません。

  • 声は「明るく・はっきり・一言目を強く」を意識
  • 表情は「口角を上げる+やわらかい目元」する
  • タイミングは「自分から先に・気づいたらすぐに」行う

正しいお辞儀と挨拶をセットで行うことで、印象が段違いに良くなります。

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