
本記事は「新入社員向け、ビジネスマナーとしてのお辞儀の仕方」についてフォーカスして解説しています。
「新入社員向けビジネスマナー」一覧は以下の記事にまとめています。
「新入社員が身に着けておきたい挨拶の仕方」については以下の記事をご覧ください。
1. 新入社員にとって「お辞儀」が重要である理由
「お辞儀」は新入社員にとって最初に習得すべきビジネススキルです。新入社員は経験やスキルが浅いからこそ、まずはお辞儀などの所作を見られます。
お辞儀が整っているだけで、- 丁寧である
- 誠実である
- 信頼できる
という印象を相手に与えることができます。
また社外の相手と応対する場合、お辞儀は本人だけでなく会社の評価や信頼性にもつながります。
雑でぎこちないお辞儀だと、会社自体にも不信感をもたれてしまう可能性があります。つまり、お辞儀は新入社員にとって最速で信頼を勝ちとるための技術です。だからこそ、最初に「お辞儀の基礎」を身につけることが重要です。
2. 新入社員が最初に身につけるべき「お辞儀の種類」3つ
お辞儀には目的に応じて3つの種類があります。
これらの意味と使い方を覚えておけば、どの場でも失礼になりません。2-1.お辞儀の種類3つ 一覧と内容
お辞儀の種類を一覧にまとめると以下のとおりです。
| 挨拶の 種類 |
相手 例 | シーン例 |
|---|---|---|
| 会釈 (15度) |
同僚や知人(※軽い挨拶) | ・社内でのすれ違い ・ちょっとした礼儀を示すとき |
| 中礼 (30度) |
取引先や上司 | ・目上の方に挨拶するとき ・取引先へ訪問するとき ・名刺交換するとき |
| 最敬礼 (45度) |
重役クラスのお客様 | ・お客様と最初にお会いしたとき ・深い感謝を示すとき ・お詫びや、無理なお願いをするとき |
以下、内容をそれぞれ解説します。
① 会釈(15度)|日常・すれ違い時
すれ違い・軽い挨拶・商談中の相槌などで使用し、自然な印象をつくることができます。
- 角度は浅め
- 顔だけ動かさず、上体から傾ける
- 歩きながらはNG。止まって行う
② 中礼(30度)|新入社員が最も使う基本形
訪問時・来客対応・上司への正式な挨拶など、ほぼすべての場面で使用します。
新入社員が最も使う種類なので、まずはこのお辞儀を完璧にしましょう。
- 角度はしっかり30度
- 手は体の横で自然に
- 「語先後礼」で丁寧に
③ 最敬礼(45度)|深い感謝・謝罪時
謝罪・深い感謝など、特別な場面で使用します。
新入社員のうちは必要場面だけでOKです。
- 角度は最も深め
- 背筋を伸ばす
- 頭だけを下げず、上体で角度をつくる
3. 新入社員が避けるべき「お辞儀のNG動作」3つ
新入社員は、不慣れな場面での緊張から以下のようなNG動作をしてしまう場合があります。
相手に失礼な印象を与えてしまうため、避けるよう意識しましょう。→肩から上だけをカクッと下げる動きは幼いだけでなく、失礼な印象を与えてしまいます。背筋を伸ばし、腰から折るのが基本です。
→「ペコッ」とした早すぎるお辞儀は雑に見える原因になってしまいます。「1秒で下げ、1秒止め、1秒で戻る」を目安に、丁寧に行いましょう。
→下ばかり見たり目線があちこち泳いだりしていると、自信がなく見えてしまいます。目線は床から1〜2m先に落とすと、相手にとって自然な印象になります。
4. 新入社員がすぐ実践できる「お辞儀が綺麗に見えるコツ」 3つ
お辞儀の際は以下のちょっとした「コツ」を意識することで、劇的に綺麗に見せることができます。印象をアップさせるために、ぜひ取り入れましょう。
→猫背でお辞儀すると、弱い印象に見えてしまいます。
姿勢を正し、背筋をのばした状態でお辞儀をすることで印象が2倍良くなります。
→意外と見られているのが「戻りの動作」です。
ゆっくりと丁寧な動作で、最後まで気を抜かないよう気を付けましょう。
→「語先後礼」によって相手に敬意が伝わり、より丁寧な印象になります。
例)「よろしくお願いいたします」→ 一礼
という流れを心がけましょう。
お辞儀の仕方を動画で見たい方はこちらをご覧ください。
5. 新入社員が押さえておきたい「お辞儀の場面」3つ
お辞儀をする場面はさまざまですが、新入社員はまず、この3場面を押さえておけば間違いありません。
→毎日のお辞儀と挨拶で印象は積み重なります。
丁寧なお辞儀で、「信頼される新入社員」の基礎をつくることができます。
→「会社の代表」として見られる場面です。
正しいお辞儀で、企業の印象と信頼を守りましょう。
→丁寧なお辞儀は態度の良さと誠意の表れ。
上司との信頼関係が築きやすくなります。
【番外編】 お辞儀の仕方と一緒にセットで知っておきたい「挨拶の仕方」の基本
「挨拶の仕方」については、新入社員は最低限これだけ覚えておけば間違いありません。
- 声は「明るく・はっきり・一言目を強く」を意識
- 表情は「口角を上げる+やわらかい目元」する
- タイミングは「自分から先に・気づいたらすぐに」行う
正しいお辞儀と挨拶をセットで行うことで、印象が段違いに良くなります。
「挨拶の仕方」については以下の記事にまとめていますのでご覧ください。







